なぜ、ほぼ全ての年代で「英語+文化」のセット学習が必要?

(1)皆さんは、下記のうちいくつに答えられますか?

・日本のエネルギー事情は?

・天皇の子供は何人いる?これまでと比べてどうなの?

・天皇と将軍、どうして国のリーダーが2人いたの?

・天皇と将軍、これまで争いは無かったの?

・日本の政治システムは?

・漢字はいつから使われている?

・日本は、なぜ「漢字、ひらがな、カタカナ」の3つの表記があるの?

・仏教の開祖はだれ?

・お釈迦さまってどんな人だったの?

・神道の開祖はだれ?

・神社には何が(誰が)祀ってあるの?どうやって決めるの?

・神社とお寺の違いは?

・日本の学校は、宗教教育でどんな事を教えている?

・宗教教育が無いなら、どうやって子供たちに倫理を教えるの?

 

 

(2)1~3文でシンプルな答えを用意する

上に述べたのは、外国人から良く出る質問の一部です。あなたが、海外留学を考えている高校生だとします。その場合、現段階ではほとんど答えられなくても大丈夫だと思います。(でも、準備は必要)

しかし、日常的に外国人のお客様や取引先の方と英語でやり取りされている社会人である場合は、これらの質問に1~3文のシンプルな英語で答えられる準備をされておくと、いつか役に立つかもしれません。

外国人の方があえて、質問してくることは無いかもしれません。しかし、それは「興味が無いから」ではありません。私の経験上、「すごく知りたい」と思っていることは確かです。(今、世界的に「日本ブーム」中)

そこで、こちらから気を利かせて、ふと日本文化や歴史の話になった時、これらの話題をスムーズに取り上げられたら、あなたの株はかなり上がる可能性があります。

「仕事はすごくできるけど、自分の国のことは良く知らない」と思われるよりも、「仕事もできるし、日本や海外の事も良く知っている。この人なら、広い視点で物事を考えられそうだ」と信頼度がアップするでしょう。

私自身、留学期間中(かなり昔ですが)に、日本について多くの質問をされました。しかしほとんど答えられず、情けない、恥ずかしい思いを沢山しました。

現在も日々勉強中です。

 

(3)「英語+文化」のセット学習が不可欠

ここで私が言う「文化」とは、「歴史、地理、宗教」なども広義に含みます。なぜなら、それらは全て繋がっているからです。

「英語+文化」のセット学習は、下記の年代にも不可欠です。

 ・小学生

 ・中学生

 ・高校生

 ・大学生

 今、日本の英語教育は大改革の中にあり、「選択肢から答えを選ぶ」テストに加え、「自分の意見を書きなさい (又は)口頭で述べなさい」式の問題が増えています。(日本の英語教育の変革については、又別の機会に取り上げようと思っています)

しかも、かなり高いレベルが要求される傾向にあります。

あるトピックについて「自分の意見を述べる」には、

 ①まずそのトピックについて、基礎知識を得る

 ②そのトピックについての世論を知る

 ③①と②を踏まえて、自分の意見をまとめる

 ④相手に分かり易い形で、(矛盾点が無いように)書く(又は、話す)

というプロセスが必要です。

これは、一昼夜で身に付くスキルではありません

小学生(高学年)くらいから、「日本と海外の違い」「海外先進国を中心に、各国の大まかな特徴」を学び始めると有利です。

私のレッスンでは、英語そのものの学習の他に、それらを取り入れるようにしています。

<例外①> 中学生~高校生のクラスは定期テスト対策があるため、「文化、歴史」の話題を提供する時間を十分に確保することができません。

<例外②> 幼児、小学校低学年クラスでも、まだ早すぎます。

 小学生(高学年)、大人クラスでは、時間の許す限り「英語+文化」のセット学習を取り入れています。

例えば、小学生(高学年)向けには、狂言や雅楽のビデオを見せて、「昔のコントだよ」「日本で一番古い音楽の一つだよ」と紹介したりしています。

日本のことだけでなく、「フランスといえば?」と聞かれてキーワードを幾つか言えるように、日本に関わりの深い国の概略をレッスンで紹介することもあります。

お子さんたちが高校生や大学生になった時、「留学したい」と思うかもしれません。その時、例えば「3つの国から1か国選ぶ」よりも、「30か国について概略を知っていて、その中から自分に合った国を選べる」方が良いと思いませんか?

 大人向けのクラスでは、(1)に列挙したトピックなどを含めています。

普段当たり前に見ている、聞いている、使っているものの「深い意味」を知ることで、とても新鮮だという感想を良くいただきます。

 

(4)おまけ

「英語」が既に得意な方は「文化」学習に力を入れ、「文化」に既に詳しい方は「英語」力を更に磨くことをお勧めします。

「まだ両方自信が無くて・・・」「(1)に出てきた質問の答えを一つも知らない」という方、安心してください。殆どの方が、同じ気持ちです。私も最初はそうでしたから。